このマネージャーは「2008年から中國人観光客は大幅に増えて、2010年にはピークに達しました。ですが、9月の釣魚島漁船衝突事件でかなり減り、その後、少し戻ったように見えましたが、すぐに3·11東日本大震災が発生。今、また釣魚島國有化が起こってしまって、政治的な問題が直接販売數に響くというこの問題は解決が難しいです……」とため息をつく。
「このような狀況はいつになったら好転するのでしょう?」私が彼女にこの問題を提示すると、雄弁に話していた彼女は突然數秒押し黙った。「どうしたらいいのでしょう。私もお客様に早く戻っていただきたい。日中の両國民の主張が食い違うのは當たり前のことです。さらに深い相互理解が必要です……」というと、堪えきれないように涙を落とした。「日中両國の庶民はお互いを尊重すべきでしょう?私たちは日本でまじめに製品を作って、最大限の努力を払って中國のお客様に提供しています。いつも、中國人スタッフと一緒に仕事をしていて、多くの中國人のお客様が私たちの製品を買ってくださいます。その意味からいえば、私たちは中國人のお客様があってこそ、成長してこれたのです。政治的な理由が両國の関係に影響していることは本當に心が痛みます。つらいことです。いつになったらこの問題は終わるのでしょう。早く終結してほしいです。私たちは心の底から中國人と仲良くしたいと思っているのですから。」