「科學時報」の17日の報道によると、中國科學院はこのほど、「中國科學院人材育成導入システムプロジェクト」をまもなく全面的に起動することを明らかにした。
中國科學院は、自然科學分野の國家最高の學術機構であり、ハイレベルの革新型人材を育成する場所でもある。中國科學院は今後5年で、海外のハイレベル人材と主力となる人材600人を導入?支援し、學術と技術を引っ張る人材600人を導入?育成し、科學技術の支えや管理の役割を擔う優(yōu)秀な人材600人を育成し、イノベーション能力を持つ若い人材6000人を育成?支援する。さらに海外の優(yōu)秀な學者や外國人科學者1500人を中國科學院に導入し、経済支援していくことも計畫している。
中國科學院所屬団體のスタッフ數は08年末時點で5萬8千人。1998年と比較すると、人材の構成は大きく改善した。常勤職員が2萬人減り、専門技術人員が8%増え、高度専門技術人員が5.4%増えた。大學院の學歴を持つ人員の比率は24.2%高まり、博士號を持つ人員の比率は18%高まった。経験豊かで実力のある中年?青年の中堅科學者が重要ポストを擔うようになり、研究員の平均年齢は50歳から45歳に下がった。
中國科學院はまた、際立った成果のある人材や科學技術を引っ張る人材を集め、育成してきた。統(tǒng)計によると、中國科學院で働く科學院と工程院の院士は328人、國家最高科技賞の受賞者は6人、「973プロジェクト」の首席科學者は150人、「國家傑出青年科學基金」の被支援者は703人、政府の特殊補助の受領者は8156人。さらに、「百千萬人材プロジェクト」に入った科學者は450人、國家に際立った貢獻をしたと認められた中年?青年専門家は300人、中國青年科技賞の受賞者は141人にのぼる。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年9月18日 |